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3時限目 育成篇

「e-ビジネスで次世代バンカーへ」

がんばって受講を続けていますね。最新のe-ビジネスに対する理解は、どれだけ深まっているでしょうか?

さて、私の講義も今回で最後。e-ビジネスから生まれる銀行業務の新しい可能性について考えます。

前回の講義では、当行の決済業務部の業務について幅広く学びました。3時限目では、これからの企業の育成支援に大きく貢献するサービスの可能性に絞って講義を行います。あなたが活躍する次世代の銀行像を探る内容でもあります。最後までがんばって受講してください。

#Step01あらためて、銀行の決済サービスの意義を考える

ネットワーク社会における次世代の銀行―その姿を考えるためには、まず産業・経済にとっての銀行の役割をしっかり認識する必要があります。ネットワーク時代にも変わらない、キャッシュフローを通して企業を支援する銀行の使命を考えましょう。

1)銀行の役割をもう一度考えよう

「銀行の社会的使命って何でしょう」こんな質問をされたら、皆さんならどう答えますか?いろんな考え方がありますが、究極的には産業経済を支える企業や個人の活動を金融の面から支援することです。そのために、与信や決済の機能を駆使して、銀行は産業経済において円滑に資金が流れるための中心的役割を果たしています。

こうした銀行の活動は、従来はお預かりした資金を企業や個人のお客様に融資する間接金融、そして企業と企業、企業と個人、個人と個人との間の資金の流れを円滑にする決済が主でした。現在では、さらに、資金調達や財務運用、リスクヘッジ、IPO支援さらには、企業活動で発生する業務そのものの受皿としても、その役割は広がっています。銀行は、キャッシュフローに関わる様々な側面から、企業の活動を支援しているのです。

2)キャッシュフローに基づく経営を支援する

最近になって、キュッシュフローは企業経営にとってより大きな意味を持つようになっています。「キャッシュフロー経営」という言葉を聞いたことがありますか?資料1をクリックしてください。

資料-01

キャッシュフロー経営

従来、企業の価値は、主にどれだけ資産を持っているかによって測られてきました。銀行が融資をする場合でも、不動産や設備などの担保を重要な判断材料の一つとしてきました。こうした資産重視型の経営に対し、キャッシュフロー重視の経営ではその企業を通してどれだけ資金が動いているかが企業価値のモノサシとなります。

国際的な基準として、株式公開企業には従来の貸借対照表(B/S)、損益計算書(P/L)と共に、キャッシュフロー計算書(C/S)の作成が義務付けられています。

企業経営にとってキャッシュフローの重要性が増大する中、銀行に求められるニーズも変化しています。キャッシュフローを重視した企業経営を支援するため、より機動的な与信や決済が求められるようになったのです。特に決済サービスの役割は、キャッシュフロー重視の企業経営において益々重要となってきています。

3)ネットワーク時代の企業を育てる決済サービス

現在の複雑な経済の仕組みの中で、企業が銀行に求める決済サービスの機能は振込等の為替だけではありません。前項でお話した企業活動で発生する業務そのものの受皿としての役割等、様々な機能が求められます。資料2をクリックしてください。

資料-02

銀行に求められる決済サービスの機能

こうしたキャッシュフローの面から企業活動を支える銀行ならではの機能を、リアルと同様にネットでも提供していく。それが、これからの銀行の法人向けサービスの考え方です。こうした業務を、銀行ではソリューションビジネスと呼びます。特にネットワークを使ったソリューションの提供は、企業活動の支援のために今後不可欠な業務となっていくでしょう。

#Step02 どこが違うの? 銀行とコンサル

「銀行のソリューションビジネスって、コンサルティング会社の仕事に似ているな」と思った人が多いかも知れません。確かに"問題点を解決"する点では似ていますが、銀行とコンサルには大きな違いがあります。その差を知り、さらに最新のネットワークを使ったソリューションの事例を学びましょう。

1)長期にわたる企業支援が最大の差

専業のコンサルティング会社と銀行のソリューションビジネスの違いは、コンサルティング会社が経営に関わるナレッジ(知恵)やスキルの面から企業を支援するのに対し、銀行は企業のキャッシュフローに関わりながら長期にわたる支援を行うことです。銀行とコンサルティング会社の企業支援の特長を簡単に整理してみました。資料3をクリックしてください。

資料-03

銀行とコンサルティング会社の企業支援の特徴

中堅以上に成長した企業の取引銀行は、長年にわたりキャッシュフローを支え、経営を支援していることが多いものです。こうしたつきあいの中で企業の財務状況や事業動向を把握し、問題点を見つけだし、解決策を提案するのが銀行流のソリューションです。

今後は、ネット分野における企業活動を支援していくソリューションの提供が銀行に求められます。長年にわたる取引先企業の成長を支援するソリューションの提供は、全バンカーのやりがいといえるでしょう。

2)ネットワークを駆使した新しい時代のソリューション

それでは、どのようなソリューションが提供できるのか、実例から学びましょう。

資料4をクリックしてください。

資料-04

製造会社A社に提供した手形・小切手事務サポートサービス

【A社のニーズ】

製造会社A社は、毎月大量の手形による回収を行っており、裏書や手形決済の管理など大変な事務作業となっており、また、銀行に割り引いてもらえる手形を分別して管理しなければなりませんでした。

【A社へのソリューション】

当行は、手形・小切手事務サポートサービスをA社向けに提供することで問題を解決しました。

(1)回収した手形は何の作業もなく当行に預け入れ

(2)当行は手形明細を作成の上インターネットでA社に還元

(3)A社は、手形明細を元に、割引や取立の指示をインターネットで実施

(4)当行は指示に基づき、裏書の上、割引・取立を実行

2時限目のSTEP3で、当行が提供する主な法人向けサービスを紹介しました。これはその中の手形・小切手事務サポートサービスを使った事例です。手形・小切手事務サポートサービスとは、顧客の手形等に関わる事務を当行が総合的に受託するサービスでしたね。この事例のように、企業のニーズにあわせてネット上のサービスを提供するとともに、事務代行サービスを提供することで、最適のソリューションが提供できたのです。

3)商流情報の活用

さらに、これから考えられるソリューションの例をみてみましょう。物流と決済、与信をリンクさせた法人向けサービスです。資料5をクリックしてください。

資料-05

商流情報とリンクした決済・与信システム

このソリューションの場合、C社がB社に対し数カ月間にわたり同じような額の決済を行っていたことを銀行が確認できれば、次のC社からの入金日までの融資は、それまでより短い審査期間で可能になるかも知れません。B社とC社の間に安定したキャッシュフローがあることがデータの上から明らかになり、信用リスクが低下するからです。
このように、ネット上で受発注情報や在庫情報、決済情報などを知ることでより付加価値の高いサービスを提供することを、私たちは「商流情報の活用」と呼んでいます。

これまでの融資は企業の財務状況を主な判断材料としてきました。しかし、ネット上で商流情報を把握することで、キャッシュフローに基づく融資が可能になります。ネットソリューションは、業務を効率化するだけでなく、信用リスク管理や企業への積極的な資金提供のためにも有効なのです。

#Step03中堅・中小企業をネットで支援する

企業の成長を支援するネットワークソリューションの姿が見えてきましたか?このSTEPでは、これからの経済の成長に欠かせない中堅・中小企業へのネットを使った支援策を学びましょう。

1)低コストで利用できるSaaS型ソリューション

ベンチャー企業を含む中堅・中小企業の支援は、銀行にとって大きな使命です。特に、豊かなアイデアを持つ企業の場合なら、その具現化のための資金や経営スキルを提供することで、急速に成長するケースも多く見られます。

しかし、企業独自のシステムを導入することは、中堅・中小企業の場合かなり難しい問題です。

なぜなら、こうした企業の場合は独自システムを持つなどのコストをかけられない場合が多いためです。これからは中堅・中小企業に対する銀行のサービスには、「SaaS型」と呼ばれるものが増えてくるでしょう。「SaaS型」とは、いったい何でしょうか?資料6をクリックしてください。

資料-06

SaaS型のソリューション提供

SaaSとはSoftware as a Serviceの略。サービス提供者(プロバイダ)が設置したサーバにユーザがアクセスすることで、アプリケーションソフトをブラウザベースで使わせるサービスです。いわば、ソフトを買うのではなく、時間貸しするサービスといえます。また、SaaSのように自社でIT資産を保有せずにネットワーク系由で必要なときに必要な量だけ利用するサービスの総称をクラウドコンピューティングと言います。

SaaS型のソリューションなら、自前の設備を最小限に抑えられ、自社でのメンテナンスやアプリケーションのバージョンアップなども不要です。中堅・中小企業は最小限のコストでネットワークソリューションを受けられます。

2)銀行グループの総合力で支援する

中堅・中小企業には、財務・会計面のサポート、経営スキルの提供、アウトソーシングなど、幅広い支援が求められます。これらをトータルに実現するために、当行グループは様々なSaaS型のサービスを提供しています。

その代表的なサービスとして、商品販売などを行う企業の代わりに、ネット経由で商品を購入する消費者に対して多様な決済手段を提供するサービスがあります。資料7をクリックしてください。

資料-07

決済ステーションの仕組み

このサービスは「決済ステーション」といい、グループ会社のSMBCファイナンスサービス(株)が提供しています。コンビニ払込、郵便振替、銀行振込、クレジットカード等主要な決済手段を備えており、中堅・中小企業にとっては、多額の投資なしに複数の決済手段を手軽に導入できるメリットがあります。いわば中堅・中小企業の成長を支援する総合決済サイトというべきソリューションです。

#Step04銀行ならではのトータルソリューション

ソリューションビジネスは、次世代の銀行業務の大きな柱です。銀行とそのグループ企業が持つ機能を結集し、リアルとネット双方で企業の課題を解決することは、銀行と企業との取引を深めるために不可欠になっています。ここでは、銀行のトータルソリューションについて、事例を通して学びましょう。

1)ネットを使ったトータルソリューションの道

ここ数年、銀行を含め金融業界は激動の時代をむかえ、顧客企業による銀行の選別もシビアになっています。こうした中、競走に勝ち残るために、ネットワークソリューションは重要な意味を持っています。

リアルとネットを複合して総合的なソリューションを提供することで、銀行と企業の関わりはより深まります。決済や融資から、資金調達や為替リスクヘッジなど様々な業務へ取引が広がっていくでしょう。例えば企業の受発注情報を銀行と共有化するシステムを確立することで、より効果的なソリューションの提供が可能になります。また、一度そうしたシステムを構築すれば、たとえ融資などのニーズが無い時でも、決済や従業員の給与支払いといった幅広い業務分野で取引が続きます。ネットワークソリューションは、他行との違いを明確化することにより、企業と長いつきあいを続けていくために不可欠になっているのです。

それでは実際に様々なサービスの機能を駆使して、ソリューションを組み立ててみましょう。事例として、2時限目で出題した課題2を取り上げます。答を考えておいてくれましたか?

2)課題の解答。ある大手メーカーグループの業務改革の支援策

課題はこんな問題でした。

課題:ある大手メーカーがグループ会社の間接業務を金融子会社に集約する業務改革を進めています。集約する間接業務は、グループ資金の一括管理、支払事務、売上金回収管理にまで及びます。この大手メーカーグループを支援する機能を、三井住友銀行の主要な法人向けサービスの中から選んでください。

この問題から解決すべきニーズを抽出していましょう。以下の3点に整理できます。

(1)各グループ会社の資金は即座に金融子会社の口座に入金される仕組み。

(2)金融子会社で各グループ会社の支払データを収集し、金融子会社で一括して支払を行う仕組み

(3)金融子会社で負担なく各グループ会社の売上金入金が確認できる仕組み。また、各グループ会社でも入金の有無を確認できる仕組み。

ソリューション1

まず(1)のニーズに対しては「国内CMS」を導入することで解決できます。 資料8をクリックしてください。

資料-08

国内CMSの機能

国内CMSは、統括会社の口座にグループ会社の余剰資金を集中させ、資金需要のあるグループ会社に配分する仕組みです。

この機能をプーリングと言います。これによりグループ会社各社の資金は常に「0」円に保つことができます。これをゼロバランスといいます。

ソリューション2

(2)のニーズに対しては「国内CMS」の支払代行機能で解決できます。また、グループ全体で支払手形の削減を進める場合にも大きな威力を発揮します。 資料9をクリックしてください。

資料-09

国内CMS支払い代行機能

国内CMSの支払代行機能は、グループ会社に支払データを統括会社に集中し、統括会社はグループ会社に替わって振込を実行する仕組みです。支払資金は、プーリングで集中した資金を充当します。

また、この機能は支払手形削減サービス「スマートクリア」にも適用することができ、グループで支払手形削減を進める場合は、連結ベースでの実施が可能となります。

ソリューション3

(3)のニーズに対しては、「パーフェクト」と「ネットDE入金確認サービス」を導入することで解決できます。資料10をクリックしてください。

資料-10

パーフェクトとネットDE入金確認サービスの機能

つまり、この大手メーカーグループの業務改革を支援するための回答は、「国内CMS」、「パーフェクト」および「ネットDE入金確認サービス」の組み合わせということになります。

3)そしてグローバル化へ

今まで国内のe-ビジネスについてお話してきましたが、決済業務部のミッションは、海外のe-ビジネスの企画・推進にまで及んでいます。日本企業の海外進出が加速する中、海外においても当行のサービスが必要とされているのです。当行の海外での主力商品である「SMAR&TS(スマーツ)」の例を見てみましょう。資料11をクリックしてください。

資料-11

SMAR & TS(スマーツ)の機能

また、前項でグループ会社の資金の一元管理というお話をしましたが、最も進んでいるグローバル企業は、全世界での資金管理を実施し始めています。資料12をクリックしてください。

資料-12

グローバル企業の資金・為替管理

本格的に海外展開をしているグローバル企業は、国内外すべてのグループ会社を対象に、各地域毎、通貨毎に一元的な資金管理と為替管理を行っています。

こういった高度なニーズに対していかに当行のソリューションを展開していくか、日夜皆で知恵をしぼっているのです。

国内外を問わず展開しているトータルソリューションとはどのようなものか、理解できましたか?企業のニーズに即した付加価値のある提案が重要であることがわかったでしょう。また、当行とそのグループ企業が提供できるサービスは、ここに紹介しただけではありません。すべてを理解し、付加価値を加えることで、より深く、広いソリューションが可能になります。

e-ビジネスの企画に関わる講義はここまで。最後のSTEPでは、ネットワーク時代のバンカーの心得について話しましょう。

#Step05e-ビジネスに求められる心

企業に対するソリューションビジネスが重要な銀行業務となる中、e-ビジネスへの理解はすべてのバンカーに求められます。最後のSTEPでは、e-ビジネスに対する心構えを学んで、この講義を終えましょう。

1)e-ビジネスは、一人ひとりの"君"のビジネス

心構えの第一は、顧客企業や個人のお客様に日常的に出入りする営業担当者こそ、e-ビジネスの主役であるということです。これまでも銀行は、企業や個人のニーズをもとに様々なビジネスモデルを組み立て、提供してきました。それを担ってきたのは、各支店や法人営業グループで活動する一人ひとりの営業担当者です。

企業に最適のネットワークソリューションを提供するために、これからは営業担当者にもe-ビジネスへの理解が求められるのはいうまでもありません。営業担当者を支援する各部署のバンカーも同じです。

「ネットワークの効用は接続された端末の台数の2乗に比例する」という有名な法則があります(メカトーフの法則)。これをe-ビジネスに置き換えれば、ネットワークサービスを使っている人の数が増えるほど、e-ビジネスは広がっていくことになります。次世代のバンカーにとって、e-ビジネスへのリテラシーはますます重要になっていくでしょう。特に、これからの企業はe-ビジネスに対する目が磨かれ、より付加価値が高いソリューションが求められます。

企業の期待に応えられるか否かは、これから第一線で活躍する皆さんにかかっています。そんな気持ちで、この講義をもう一度見直してみるのもいいでしょう。

2)リスクを怖れず、実験しよう

心構えの第二は、リスクを怖れないこと。e-ビジネスの企画には、トライ&エラーを繰り返すことによるビジネスモデルのブラッシュアップが不可欠です。これには当然リスクも伴いますが、e-ビジネスとはいわば“ビジネスモデルの知恵比べ”なのです。

ネットワークを使って何ができるかを考え、顧客企業や消費者のニーズを見ながらサービスとして形にし、大事に育ててみる。その結果、大きな収益を生むビジネスとして成長するかどうかは、世に出してみないとわかりません。試算はできますが、実際にやってみなければ本当の価値は判断できないのです。e-ビジネスの企画には、こうした“実験”が必要です。

私が企画した実験の中にも、市場の伸びを読み違え、当初の予想とは異なる結果となったサービスがあります。この場合は、世に出すのが早すぎました。でも、こうした実験を行なわなければ、本当に成長するe-ビジネスを生み出すことはできません。リスクを怖れず、成功するビジネスモデルを求めてトライ&エラーを繰り返す。皆さんの頭の中にあるバンカーのイメージと、e-ビジネスの企画はずいぶん違うでしょう?

3)キャリアの壁を取り払った決済業務部

最後に、決済業務部の職場の空気についてお話しましょう。ひとことでいえば、年次やそれまでのキャリアに関わらず、自由な意見を求められるセクションです。若い人も、ベテランも、壁を取り払ってアイデアを出しあう中で、新しいe-ビジネスが企画されていきます。自分の出したアイデアが銀行の新しいサービスにつながっていくのは、最高の気分ですね。

当行に入行したとして、もし皆さんが決済業務部で活躍したいのなら、早い時期から必要なスキルを身に付けたり、身に付けようという意識が必要です。いま、こうしてインターネットで銀行業務の講義を受けていることも、将来に役立つ経験の一つでしょう。最初にお話ししたように、これからe-ビジネスは銀行に勤務するすべての人に関わってきますから、入行したての日からの日常業務の中で知識とセンスを磨いていくことが求められます。その第一歩として、インターネットを日常の仕事に使いながら、いろんなアイデアを出してみてはどうでしょう。また、インターネットに関する様々な新しい技術に親しんでいくことも重要です。こうした努力は、たとえ決済業務部に配属されなくとも、バンカーとしてあなたの大きな力となっていくことでしょう。

まとめ

最後までよくがんばりましたね。

これで「e-ビジネス」ゼミは終了です。

お疲れ様でした。本当によくがんばりましたね。内容的にかなりヘビーなところもあったでしょう。わからなかった点は何度も復習して、e-ビジネスに対する理解を確かなものにしてください。

講義の中で何度もお話したように、e-ビジネスはこれからの銀行業務の柱の一つとしての大きな可能性を持っています。この講義で得た知識を生かして、あなたがこれからの銀行で活躍してくれることを祈っています。また、他の講義では、三井住友銀行の各部署で活動する私の仲間たちが、銀行の業務や最新動向について詳しく講義しています。ぜひ受講してみてください。

それでは、またお会いしましょう。次は、銀行業務の現場で。

決済業務部 立石 崇士